とりあえず不完全でも公開
Share information,
even if it is not yet perfect
チームの誰かに情報を共有する時、完璧にまとめることを目指しすぎて、後手後手に回ってしまうことはないでしょうか?また、誰かに情報共有された時に、もっと早く言ってくれればよかったのに…という思いをしたことはないでしょうか?
我々は自律的なチームビルディングを目指すための1つの鍵が「早めの情報共有」にあると考え、不完全な情報でもチームメンバーが許容しやすいようなシステムとしてesaを作りました。情報が不完全でも気軽に公開しやすいように、ドキュメントを "WIP(書き途中)" であることがわかるようにした状態で、チーム内に共有できるようにしました。
あなたが今抱えている仕事や悩み、アイデアなどを、例え不完全でも早いタイミングで共有しておけば、他の仲間がもっとよいアイデアをくれるかもしれません。
そのあと何度も更新して情報を育てる
Then, update the information and gradually develop it
esaは、まずは気軽に生煮えの情報をチーム内で共有状態にしながら何度も更新し、徐々に育ていくという発想で作られています。WIP(書き途中)状態のドキュメントの更新時は通知が飛ばないなど、気兼ねなく何度も更新できるように工夫しています。
更新するたびにリビジョンに履歴が残るので巻き戻しも簡単で安心です。また、複数人で同じドキュメントを更新しても、Gitと同じ3-wayマージの仕組みでうまくマージされます。
通常のブログのような作りだと、同じページを一度公開したあとは更新がしづらくなりがちですが、esaでは履歴を残すこととWIP共有でその解決を目指しました。
情報が育ったらきちんと整理
Organize information after it has been
fully develped
こうして十分に育った情報は、適した場所に整理しましょう。esaではタイトル中に "/" をつけるだけで、カテゴリの階層が表現できます。履歴が残る、複数人で編集できる、ディレクトリ整理がしやすい等、esaはWikiによく似た思想で作られています。
チャットやマイクロブログなどの現代的なリアルタイム性の高いUIは、発信への敷居を下げ全体的な量の底上げには成功しましたが、一方で有用な知見を網羅的に管理するようなストック方面はあまり得意ではありませんでした。一方、Wikiはストックメディアとして優れていますが、発信への敷居はやや高いものです。
esaはこのフローメディアとストックメディアの両者の特性をかけ合わせ、現代的なリアルタイム性や発信の敷居の低さとWikiのような情報整理との両立を目指しました。気軽に発信された情報が知見として整理されるまでの、情報が育つ時間軸を通してサポートします。